肝疾患に関して
肝疾患に関して一般的にはテレビや新聞などで薬害肝炎患者さんに関するニュースをよく見かけると思いますが、 実際には輸血やそれ以外でのC型肝炎、B型肝炎患者さんやウイルス肝炎以外の肝疾患患者さんも多数いらっしゃいます。 肝疾患の特徴の一つは慢性的に進行する病気であることです。進行した結果、肝硬変になって肝機能が悪くなり入退院を 繰り返したり、肝臓癌が高率に出現して命の問題にもなり得ることです。
従って我々消化器医の役目の1つとして”肝臓の病気をこれ以上進行させない”ことが重要であると考え、 沖縄県内でも我々肝疾患を中心に診療する医療従事者も今後連携を密にしていく予定です。 また国も肝疾患の重大性を認識し現在インターフェロン治療に対する治療費の助成制度を行い、 多くの患者さんが適切な治療を受けて頂けるように働きかけていますが、まだ適切な治療を 受けていない患者さんもいます。その原因は肝疾患に関する情報不足があると思います。
そのような現状の中で、我々も患者さんが適切な治療を受けていただくための適切な情報を得るための 相談窓口を開設しました。例えば
- 検診で異常を指摘されたがどこの病院で精密検査をすればよいか?
- 適切な治療を受けたいがどこの病院を受診すればよいか?
- ある疾患と診断されたが、どのような治療法があるのか?
など患者さんやその御家族の皆さんの疑問などに対してできるだけお答え出きればと考えています。
下記に連絡先・方法を記載しています。担当医の数の問題で当日回答が難しい場合もあります。その場合でも数日中には回答させていただきます。
琉球大学医学部附属病院第一内科 肝疾患担当(代表 前城達次)
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- FAXでのご相談の場合
- 098-895-1414 琉球大学医学部附属病院 第一内科
- 相談者の御連絡先、ご相談内容を記載していただき御送信ください。
2-3日中には担当医からFAXまたは電話での回答をさせていただきます。
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- 電話でのご相談の場合
- 098-895-3331 琉大病院代表から第一内科医局へ
- 外来や緊急時など担当医対応困難な場合には連絡先をお聞きします。後日担当医より御連絡差し上げます。その際御報告いただきました相談者の氏名・連絡先に関しては電話対応者と担当医のみで共有し他者に漏らさないことを厳守いたします。
- E-Mailでの方法は現在準備中です。